オデオン座は徳島市内から車で1時間ほどの脇町にある、古い劇場だ。


 
西田敏行主演の「虹をつかむ男」の舞台にもなった、昭和8年に建てられたこじんまりとしたモダンでかわいい建物だ。
客席が少しスロープになっていて、一応板になっているが必要に応じて畳や座布団を敷く。
舞台は回り舞台になっていて、奈落もある。

花道と鳥屋口にある奈落への階段

 
観光コースになっていて、仕込みの間も見学者が訪れる。
 
↑ここは舞台上に物を吊るバトンがないので今回はその仮設バトンを吊るのがメインの作業となる。暗くて狭い埃だらけのスノコに登るが、昔のままの竹で出来ていて、一箇所歩ける廊下があるがそれ以外は竹の下にある梁を探すかもしくは竹に体重をかけることになる。ちょっとしたスリルだ。このバトンに、照明機材や、今回の舞台美術を担当された増田頼保さんの作った和紙を吊って舞台装置が出来上がり稽古をする。
 

 
オデオン座の川を挟んだ向かいに「うだつの町並み」と言う昔のままの通りがあり、ぶらつく。

蜘蛛の向こうに見えるオデオン座。

 

 

 

二階席の隅にはなぜか一体の人形がいつも座っている。


楽屋も雰囲気たっぷり



↑地元の城北座の「傾城阿波の鳴門」の稽古も終わり開幕を待つ。指導はもちろん勘緑さん。



↑いよいよ開幕。開演前や休憩の幕間も勘緑さんが幕前でのトークショーなどのサービス。
休憩の後は、人形とダンスと琴のコラボレーションの「百花譜」 そして人形と地元のロックバンド、ウイウイマーフィー&AWAとのコラボ「女殺油地獄」
町と一体となったこのような催しが徳島で一ヶ月に渡って100公演もあちこちで開催されていると言うことが何より驚きだ。


オデオン座には次の催しのポスターも貼られていた。